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5001 足立美術館 庭園 昭和・池泉鑑賞式 中根金作    小島佐一  拝観料 2,200

公開    0854-28-7111 

〒692-0064 島根県安来市古川町320 見学日  2004.5.19

毛利の古戦場である勝山、月山を借景とした雄大で優美な借景式枯山水庭が主庭であり、右方に滝を中心とした渓流池泉庭も配している。枯山水庭を中根金作氏、池泉庭を小島佐一氏が作庭した。山陰の名石佐治石を豪快に石組し、全体に芝を張り小松を配植して、白砂を敷いた大庭園である。背景を考慮した全体の構成はバランス良く、伝統的手法が実によく発揮された美しい庭である。池泉庭は枯山水の豪快さは感じさせずに、京都風の小さくまとまった庭で、植栽、滝、石組、白砂が落ち着いた感じを与えている。 (探訪日本の庭より抜粋)

2004年米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングにおいて桂離宮を押さえ第一位になった。

     
     

 

5002 清水寺本坊 江戸初期、池泉廻遊式   拝観料 

公開  

島根県安来市清水町528 見学日 2004.9.19
本庭は書院に面した横長の庭で手前に一文字形の池泉を穿ち、その背後に築山を配している。向かって左手に玉落ちの滝があり、いまも閼伽井の水が 流れ落ちている。築山上の右手には長生亭という東屋があ利、ここから眺めた根本堂、三重塔の景観は印象的である。(探訪日本の庭より)

 

   

 

5003 清水寺蓮乗院 江戸初期、池泉廻遊式   拝観料 

 

島根県安来市清水町528 見学日 2004.9.19
この庭は書院の東庭で広さ約138坪、東部の山畔を大築山とし、下部に優美な曲線を描く池泉を設けている。向かって右手に出島がありその先端付近が亀島である。中心石亀頭石ともよく保存されている。東部の大刈込み籬は景観が非常に豊かで本庭の見所に1つといえよう。南部から打たれている飛石を池畔に沿って北に向かうと、古門堂と巌松軒の露地に出る。この古門堂は文化年中(1804〜17)に作ったもので、清水寺の六足門を利用した珍しい茶亭である。また茶庭の手前右手には自然の露出岩を利用した尾多岐があり、その露地に爽快な趣を添えている。(探訪日本の庭より)

鶴亀の庭 古門堂露地門 茶室、古門堂

 

 

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