奈良県2

高木造園
松柏造園研究会次回予定
報告
 
top ぶろぐ
京都の庭園目次
京都以外の庭園目次
洋風庭園

 

2006 西南院 江戸初期、池泉回遊式 一音法印(改造) 拝観料 公開
奈良県葛城市當麻1263番地 見学日

2011.3.20

庭園は江戸初期に造られたもので中期ごろ一音法印によって改造された、書院と庫裏の南庭で広さ約160坪、

南部の山畔を巧みに生かし、その下部に池庭を配している。中央に出島(亀島)その東側に鶴島の石組を配す。

池の周囲に飛石を打ち回遊できるようにしたところが変わっていて面白い。水琴窟が2か所あり妙なる水音を聞かせてくれる。

見晴らし台から望む東西両塔 回遊路から見た庭園 書院からの庭園

 

2007 護念院 江戸中期、池泉観賞式   拝観料 公開
奈良県葛城市當麻1263 見学日

2011.3.20

江戸中期に造られた庭園で書院の北に枯山水、西に池泉式の庭がある、

池の中には二見浦石が置かれたり、向かって右方の築山の上に巨石を立てて蓬莱石とし、下部(沢渡を渡ったところ)に三尊手法による

枯滝石組を配するなど定石通りの工夫などもされているが、なんといっても圧巻は西側高台に見ることができる西塔の姿であろう。

樹齢300年のしだれ桜があり桜のころは景色が一変することであろう。

池泉回遊式庭園 庭園から望む東塔 しだれ桜を背景に!

 

2008 中の坊 桃山時代、池泉回遊式 片桐石州(改修) 拝観料 公開
奈良県葛城市當麻1263 中之坊 見学日

2011.3.20

中の坊庭園「香藕園」は桃山時代の作で江戸初期に片桐石州が改修したことで知られる大和屈指の名園で名勝指定になっています。

心字池を中心に飛び石を配し、極端に低い土塀で二段構えにして奥行きを持たせ、背後の三重の塔を映えさせています。

歩いて鑑賞する「回遊式庭園」であると同時に、書院の縁より眺める「観賞式庭園」という2つの面を持たせた巧みな設計になっている。

當麻寺には古来より、「當麻曼荼羅」に描かれた内容を解説する「絵解き」が伝わっています。この「當麻曼荼羅絵解き」には、

極楽浄土の光景を独特の節回しで説く一節があり、「絵解き節法会」とも呼ばれています。

今回特別にお願いをして當麻寺 中之坊 松村實秀長老による絵解きを、絵天井の間で行いました。

庭園と東塔 絵解き節法会

 

2009 奥の院 現代、 中根金作 拝観料 公開
奈良県葛城市當麻1263 見学日

 2011.3.20

浄土庭園は中根金作氏?作庭の現代の庭園で楼門(重要文化財)から西へ進みますと、石彫”くりから龍”を中心に現世を表現した渓流を

右手に眺め、スロープをゆっくり上っていくと浄土の世界が目の前に広がります。阿弥陀如来像を中心に数多くの石仏が並び、

阿弥陀仏の姿を写す極楽の池のこと”宝池”があり、二上山を背景に當麻の自然を存分に取り入れた年中楽しんでいただける浄土庭園です。

 

石彫”くりから龍”を中心に現世を表現した庭 阿弥陀如来像を中心に浄土の世界が! 極楽の池”宝池”

 

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送